2018年6月18日 (月)

春の北大植物園再び

 
前回ちょっとだけ覗いてみた北大植物園を今回はじっくり散策してみました。
 
ここは札幌駅から徒歩10分という街の中心部にありながら、都会の喧騒からは隔絶された別世界。
 
広さ13.3haの園内には樹齢数百年のエルムの巨木が何本もそびえ立ち、イタヤカエデやミズナラ、
 
ハンノキといった落葉広葉樹も生い茂っている、そんな場所なので野鳥の楽園にもなっていました。
 
例によってあの人懐こいカラスたちもたくさん戯れていましたが・・・
 
 
ということで、まず最初は・・・
 
前回は熊が居そうなところに生えている(いや、ウソです!)クマガイソウを載せましたが、
 
今回はクマガイソウ以上に希少価値の高いアツモリソウが咲いていましたので、まずはこの花から。
 
Img_01
 
 
 
 
 
 
 
 
さすがに存在感のある花ですね。
 
で、この花の隣に咲いていたのがアメリカ北東部で見られるアツモリソウの仲間、
 
キプリペディウム・レギナエでした。レギナエとは女王のという意味だそうです。
 
こちらもお見事!
 
Img_02
 
 
 
 
 
 
 
 
 潮かをる 北の浜辺の 砂山の
   かの浜薔薇(はまなす)よ 今年も咲けるや       石川啄木
 
函館の大森海岸にある小さな公園に、啄木の像とともにこの歌碑が建っています。
 
そのハマナスの八重です。なんとも妖艶な花ですね。
 
Img_03
 
 
 
 
 
 
 
 
 七重八重 花は咲けども 山吹の
    実のひとつだに なきぞ悲しき
 
「道灌」という落語に出てくる兼明親王(かねあきらしんのう)の作とされる歌ですね。
 
八重咲きのヤマブキを見るとどうしてもこの古歌を思い出してしまいます。
 
Img_04
 
 
 
 
 
 
 
 
水辺に咲いていましたのでカキツバタではないでしょうか? 楚々とした佇まいに目を惹かれました。
 
Img_05
 
 
 
 
 
 
 
 
エゾクガイソウです。下の方から咲き始める、その咲き始めですね。
 
Img_06
 
 
 
 
 
 
 
 
すでに花びらが散ってしまったチシマフウロですが、特徴的な雌しべが面白くて撮ってみました。
 
Img_07
 
 
 
 
 
 
 
 
谷筋の森の斜面に咲いていたヤマボウシです。ものすごくたくさんの花が咲いていて賑やかでした。
 
Img_08
 
 
 
 
 
 
 
 
一方こちらは植物園近くに植わっていた街路樹のヤマボウシです。ピンクのヤマボウシは園芸品種の
 
ようで、この花にはサトミという名前が付けられているようです。
 
Img_09
 
 
 
 
 
 
 
 
札幌ではよく見かけるタンポポによく似た花です。北海道にはエゾタンポポという品種がありますが
 
こちらはまた別の品種になります。
 
フランス語のブタのサラダからこの名前がついたようですが、葉っぱはその名の通りサラダとして
 
美味しく食べられるそうです。全体の感じはモモイロタンポポにも似ている気がします。
 
Img_10
 
 
 
 
 
 
 
 
北海道出身の中島みゆきのデビュー曲は「アザミ嬢のララバイ」で、私が学生時代、深夜放送で
 
よくかかっていたものでした。
 
そしてこの花はエゾアザミ、チシマアザミともいいます。色も葉っぱのトゲトゲもおとなしめです。
 
それでも結構背は高くなりますね。
 
Img_11
 
 
 
 
 
 
 
 
ミヤママタタビの葉っぱです。ミヤママタタビは花が咲く頃、こんな風に葉っぱの一部が
 
ピンク色になるそうです。
 
Img_12
 
 
 
 
 
 
 
 
葉緑素を失って光合成ができなくなるというのに、このことにどんなメリットがあるのでしょう?
 
不思議です!
 
Img_13
 
 
 
 
 
 
 
 
一見ただの草のようにも見えますが、これがハッカです。葉っぱを揉むとハッカ特有の香りが
 
します。北海道、特に北見地方の特産物になっています。
 
Img_14
 
 
 
 
 
 
 
 
野幌や円山の原始林を歩いているとよく見かけるこのシダ、オシダという名前だそうです。
 
バトミントンのシャトルのように特徴的な形をしていてよく目につくシダですが、ずっと名前が
 
わからずにいました。でも今回この植物園で名前付きで出会ってやっと正体が判明しました。
 
Img_15
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらはカラマツの松ぼっくりです。ものすごくたくさん成っていました。
 
昨年の秋にこのブログに載せましたが、このカラマツ、落葉松とも書くように、針葉樹のくせに
 
秋になると葉を落とす変わり者なんです。
 
Img_16
 
 
 
 
 
 
 
 
ヘラオオバコです。葉っぱがヘラ状なのでこの名前があるとか。
 
環状に飛び出した白い雄しべが可愛らしくて、野原で見かけるとなんとなく見入ってしまいます。
 
こんなものまでこの植物園にあるのが面白いと思います。
 
Img_17
 
 
 
 
 
 
 
 
原始林の林床でよく見かけるハイイヌガヤです。エゾイヌガヤともいい雪の多い地域に適応した
 
品種です。あまり大きくならず雪に耐えて冬をやり過ごすど根性を持った御仁のようです。
 
春先のこの新葉が目にも鮮やかで手触りにもゴムのような弾力があったりして、見かけると
 
思わず触ってみたくなってしまいます。
 
Img_18
 
 
 
 
 
 
 
 
これも今の時期野幌原始林でよく見かけるオオハナウドです。2mぐらいになる花で大群落を形成したり
 
しますので、とにかくよく目に付く花です。
 
アイヌ、ウィルタ、ニブフといった北方民族の人たちにも珍重されてきた植物だそうです。
 
Img_19
 
 
 
 
 
 
 
 
エゾユズリハです。北海道ではよく見られる植物だと思います。
 
アイヌの人たちはこの葉っぱをタバコの代用にしたとか。
 
Img_20
 
 
 
 
 
 
 
 
最後はホウノキです。この大きな葉っぱには芳香があって殺菌作用もあるため朴葉寿司や朴葉焼き
 
なんかにも使われたりしますね。
 
アイヌの人たちは枝や果実を煮立ててお茶として飲んだりしたそうです。
 
Img_21
 
 
 
 
 
 
今回は随分長くなってしまいました。最後まで見ていただきありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018年6月 8日 (金)

万木の森の生き物たち「シジュウカラ、ホトトギス、サシバ、アライグマ、オオヤマトンボ、ウシガエル、コシボソツリアブ、トリアシショウマ」

 
所用で1週間だけ外房に戻った時に万木の森で出会った生き物たちです。
 
まずはこの子、藪の中でウグイスの笹鳴きのように「チャッ、チャッ、チャッ、チャッ」と
 
鳴いていました。でもこれはウグイスではなくてシジュウカラの若ですね。
 
#1
Img_01
 
 
 
 
 
 
 
 
すぐそばに同じような子供たちが何羽かいましたので、ちょうど巣立ったばかりだったのでは
 
ないでしょうか?
 
#2
Img_02
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらは夏鳥としてやってきて賑やかに鳴いているホトトギスです。
 
ウグイスやオオヨシキリなんかの巣に托卵することでも有名ですね。
 
胸の横縞がカッコウにそっくりです。ま、同じ仲間ですから当たり前ですが。
 
#3
Img_03
 
 
 
 
 
 
 
 
1羽が飛び立ったそのそばで、もう1羽が鳴いていました。
 
「トッキョキョカキョク!」 ・・・発音も完璧です。
 
#4
Img_04
 
 
 
 
 
 
 
 
そして鳴いていたもう1羽も飛び立って、みんないなくなってしまいました。
 
#5
Img_05
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらも夏鳥のサシバです。
 
#6
Img_06
 
 
 
 
 
 
 
 
タカらしく悠然と上空を旋回していました。気持ち良さそうですね。
 
#7
Img_07
 
 
 
 
 
 
 
 
散歩道の木道の上にアライグマの足跡が付いていました。
 
アライグマというと可愛らしいラスカルをイメージする人がいるかもしれませんが、実際には
 
かなり凶暴な生き物のようですね。
 
#8
Img_08
 
 
 
 
 
 
 
 
万木堰の柵のところで面白いものを見つけました。
 
これ、なんだかわかりますか?
 
#9
Img_09
 
 
 
 
 
 
 
 
明るいところに出してみました。
 
エイリアンの抜け殻のようにも見えますが、実はこれ、オオヤマトンボのヤゴの抜け殻なんです。
 
毎年この時期になるとここでいくつも見つけることができます。
 
#10
Img_10
 
 
 
 
 
 
 
 
そしてこれがそのオオヤマトンボですね。
 
夏の間中、この堰の際でなわばり飛行をしている姿を見ることができます。
 
#11
Img_11
 
 
 
 
 
 
 
 
この堰ではウシガエルのおたまじゃくしも泳いでいたりします。
 
後ろ足も出ていますので、もうすぐ上陸でしょうね。
 
#12
Img_12
 
 
 
 
 
 
 
 
ずいぶん小さなオオイヌノフグリだなーと思って見ていたら、偶然この虫がやってきました。
 
調べてみたら、コシボソツリアブとかハラボソツリアブとかの仲間のようでした。
 
以前コンボウヤセバチという虫を載せたことがありましたが、こいつら皆さんどこか不思議ちゃんたちです。
http://nekosen.cocolog-nifty.com/mikoppe/2011/08/post-1990.html
 
#13
Img_13
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらはおそらくトリアシショウマだと思われます。
 
以前、札幌の野幌原始林でもっと大きなサラシナショウマを見たことがありましたが、よく似た仲間が
 
千葉県にもあるんですね。
 
ここはもう10年以上も散歩している場所ですが、今回初めてここでこの花を見ることができました。
 
#14
Img_14
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018年5月31日 (木)

北海道庁と北大植物園の山野草

 
北海道庁と北大植物園は札幌中心部で隣同士の場所にありますので、ちょっと覗いてみました。
 
まずは北海道庁の池です。
 
今はまだ咲いていませんがたくさんのスイレンが水面を覆う、雰囲気のある池です。
 
池の向こう岸で真っ赤に咲き誇っているツツジが印象的でした。
 
#1
Img_01
 
 
 
 
 
 
 
 
池の岸辺でひときわ艶やかに咲いていたのがこのズミです。別名コリンゴとかヒメカイドウとも
 
いうそうです。
 
札幌では庭木としての人気が高いようで、多くの家の庭に植わっているのを見かけました。
 
#2
Img_02
 
 
 
 
 
 
 
 
ものすごくたくさんの白い花をつけて咲き誇っていましたが、あえて清楚な感じになるように
 
撮ってみました。
 
#3
Img_03
 
 
 
 
 
 
 
 
札幌を代表する花ライラックです。
 
毎年この季節には大通公園でライラック祭りが開かれますが、今年も随分盛況のようでした。
 
#4
Img_04
 
 
 
 
 
 
 
 
総成りの豪華な咲き方をするのがこの花の特徴だと思います。
 
#5
Img_05
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらは札幌の街路樹として市内いたるところで見られるナナカマドの花です。秋になるとたくさんの
 
赤い実をつける木だけあって、このように花の咲き方も豪華な感じがします。
 
#6
Img_06
 
 
 
 
 
 
 
 
ちなみにこちらが秋のナナカマドです。
 
たくさんの赤い実はレンジャク類に人気がありますし、この見事な紅葉も一見の価値があると思います。
 
#7
Img_07
 
 
 
 
 
 
 
 
一方ここからは北大植物園の山野草です。
 
この時はちょうどクマガイソウが咲いていました。
 
熊が居そうなところに咲いているからこの名前がついた、わけではなく、ご存知のようにこの花は
 
熊谷直実の母衣に見立てて命名されたものですね。
 
#8
Img_08
 
 
 
 
 
 
 
 
日本を代表するランの一種です。
 
#9
Img_09
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらはチョウセンキバナアツモリソウだそうです。
 
上のクマガイソウに対比するアツモリソウとはちょっと違い、環境省の絶滅危惧種に指定されていて
 
日本では秋田県男鹿半島にのみ自生する超貴重な花だとか。
 
#10
Img_10
 
 
 
 
 
 
 
 
北欧あたりの童話に出てくる小人のようなメルヘンチックな感じの花ですね。
 
#11
Img_11_2
 
 
 
 
 
 
 
 
エンコウソウ、私は初めて見る花でした。
 
でもキンポウゲ科の花だということだけはすぐにわかりますね。
 
#12
Img_12
 
 
 
 
 
 
 
 
小さな花ですが、キリッと存在感のある花でした。
 
#13
Img_13
 
 
 
 
 
 
 
 
前回野幌原始林で見つけたこの植物2種の写真を載せました。ハート型の葉っぱはマイヅルソウと
 
名前を載せましたが、もう一つの輪になった葉っぱの連なる方は名前がわからなかったので、その時は
 
触れませんでした。今回名前がわかりましたので改めて両方を載せてみました。
 
#14
Img_14
 
 
 
 
 
 
 
 
まずはマイヅルソウ、今回は花を確認することができました。
 
#15
Img_15
 
 
 
 
 
 
 
 
ユリ科の花で、スズランにも近い種類の花のようです。
 
#16
Img_16
 
 
 
 
 
 
 
 
もう一方の輪になった葉っぱの方はクルマバソウということがわかりました。
 
この葉の形を牛車の車輪に見立てた命名だそうです。なるほど!
 
この植物を見たときにはわかりませんでしたが全草にクマリンという芳香成分を含むそうです。
 
匂いを嗅いでみればよかったなー。
 
#17
Img_17
 
 
 
 
 
 
 
こちらはユキザサだそうです。これも初見の花です。 
 
前掲のマイヅルソウの仲間だとか。確かに似たような感じの花ですね。
 
#18
Img_18
 
 
 
 
 
 
 
 
最後はおなじみのマムシグサです。
 
北海道のマムシグサは外房のものと違って仏炎包が小ぶりです。寒さが影響しているのでしょうか?
 
#19
Img_19
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018年5月25日 (金)

札幌探鳥日和「アカゲラ、センダイムシクイ、オオルリ、マガモ、カラス、スズメ」

 
今まさに気候は「リラ冷えの街」の札幌ですが、そんな街の中でも普通に出会うことができるのが
 
このアカゲラです。
 
この時はエルムの巨木に飛んできて、うろの中を覗き込んでいました。
 
「なんか獲物はいないかなー?」
 
Img_01
 
 
 
 
 
 
 
 
うろの中にお目当てのものはいなかったようで、その横に回り込んで木の皮をつついていました。
 
虫を見つけたのかもしれません。
 
Img_02
 
 
 
 
 
 
 
 
別のアカゲラが木の上で「ケッケッケッケッ」と警戒音。
 
「ごめんごめん!」と私。
 
Img_03
 
 
 
 
 
 
 
 
ここでもしきりに餌を探しているようでした。
 
Img_04
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらはセンダイムシクイです。
 
スズメよりも小さな夏鳥で、芽吹いたばかりの落葉広葉樹の森で出会いました。
 
Img_05
 
 
 
 
 
 
 
 
特徴的な鳴き方をしますので、姿は見えなくてもいることはすぐにわかります。
 
代表的な聞きなしとしては「焼酎一杯グィー」というのが有名ですが、「爺や爺や起きい」というものも
 
あったりして愉快な鳥です。
 
さらには「鶴千代ぎみー」という聞きなしもあって、歌舞伎「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」の
 
鶴千代君の連想からこの名前がついたとも言われています。
 
余談になりますが、この伊達騒動は山本周五郎が従来の歌舞伎なんかとは違った独自の解釈で
 
「樅ノ木は残った」という小説にしました。この小説の展開が非常にスリリングだったので
 
興味深く読んだことを今でもよく覚えています。
 
Img_06
 
 
 
 
 
 
 
 
さて写真に戻って、この子をじっと見ているとわずかに腰をかがめました。
 
「飛ぶぞ!」
 
Img_07
 
 
 
 
 
 
 
 
「飛んだ!」
 
Img_08
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらはオオルリです。
 
でもご覧の通り下から構図でしかも見事な逆光! 上面の光沢のある瑠璃色が全く出ていません。
 
初めて撮った鳥なのに残念でした。
 
Img_09
 
 
 
 
 
 
 
 
しかもこの子、ウグイス、コマドリと並んで日本の三鳴鳥と呼ばれていますが、その美声すらも
 
聞かせてくれませんでした。重ね重ね残念な出会いでした。
 
Img_10
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらはマガモ、たいていのマガモは春になるとシベリアへと帰っていきますが、中には横着な
 
個体もいて、北海道あたりにとどまって子育てを始める連中もいたりします。
 
この子もそんなうちの1羽なんでしょう、陽気に「ガーガー」鳴いていました。
 
Img_11
 
 
 
 
 
 
 
 
セリの葉の中を泳ぐ姿を真上から撮ってみました。背中のデザインもなかなかシック。
 
Img_12
 
 
 
 
 
 
 
 
なんども載せてしまう札幌のカラスですが、こやつにはちょっとばかり侮れない魅力があったりします。
 
今日も今日とて、西洋グルミの殻をくわえてプラタナスの枝に止まりました。
 
Img_13
 
 
 
 
 
 
 
 
と、次の瞬間枝に止まったまま逆さまになってぶら下がってしまいました。
 
ずいぶん前にも一度このブログに載せたことがありますが、これ、遊び心豊かなカラスが遊んでいる
 
ところなんですね。
 
しばらくこんな風に逆さまに止まりながらクルミの殻をくちばしで転がしていました。
 
Img_14
 
 
 
 
 
 
 
 
しばらく逆さまにぶら下がっていましたが、突然枝を掴んでいた足を離しました。
 
一瞬「おっ」と思いましたが、ま、鳥ですからね。そのまま何事もなく地面に舞い降りました。
 
足を離した瞬間、目の瞬膜を閉じているところまで写ってしまったのが愉快です。
 
Img_15
 
 
 
 
 
 
 
 
札幌ではスズメも人間を恐れず愛嬌たっぷりで可愛いかったりします。
 
この子は私のカメラが珍しいのか、近寄ってきてじっと見つめていました。
 
Img_16
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらの子は落ちていた花びらを口いっぱいにくわえながら私を見つめていました。
 
Img_17
 
 
 
 
 
 
 
 
最後はこやつ!
 
ホルスタイン牛?
 
Img_18
 
 
お後がよろしいようで。。。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018年5月19日 (土)

円山原始林のエゾリスとエゾシマリス

 
円山(まるやま)原始林の入り口付近を歩いている時、目の前にエゾリスが現れました。
 
#1
Img_01
 
 
 
 
 
 
 
 
耳にはまだ毛がふさふさ生えていて、ついこの間まで雪深い冬だったことがうかがわれます。
 
ぱっちり開いた大きなお目々が印象的です。
 
#2
Img_02
 
 
 
 
 
 
 
 
と思ったら、まばたきした瞬間が撮れちゃいました。どこか眠たそうにも見えますね。
 
#3
Img_03
 
 
 
 
 
 
 
 
巧みに私を避けながら餌探しをしていました。
 
ふさふさの立派な尻尾がよく目立ちます。樹上生活者のエゾリスにとってはこの尻尾が木の上で
 
バランスをとるのに重要な役目を果たしているようです。
 
#4
Img_04
 
 
 
 
 
 
 
 
結局このお下げ髪の女の子(?)には脱兎のごとく逃げられてしまいました(リスですが・・・)。
 
#5
Img_05
 
 
 
 
 
 
 
 
一方こちらはエゾシマリスです。
 
背中の可愛らしい縞模様が名前の由来になっていますが、意外とこの縞模様が木漏れ日の森の中では
 
保護色になっているようです。
 
#6
Img_06
 
 
 
 
 
 
 
 
エゾリスに比べるとはるかに小さなリスです。この小ささゆえに代謝が追いつかず冬になると
 
冬眠してしまいます。
 
手足の爪はきちんと発達していますね。でもネコと違って爪は引っ込まないようです。
 
ま、その必要もないのでしょうけど・・・
 
#7
Img_07
 
 
 
 
 
 
 
 
片手をちょこんと上げたポーズ、こんな仕草のひとつにもこの子の可愛らしさが見て取れますね。
 
#8
Img_08
 
 
 
 
 
 
 
 
朽ちた木の上で今まさに餌を食べようとして口を開けるエゾシマリス。
 
#9
Img_09
 
 
 
 
 
 
 
 
もぐもぐタイムスタート!
 
#10
Img_10
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらは地面に降りて餌を探しているようです。
 
#11
Img_11
 
 
 
 
 
 
 
 
律儀に両手で餌を食べるのがこの子たちの特徴の一つですね。
 
#12
Img_12
 
 
 
 
 
 
 
 
エゾシマリスの典型的な姿がこちらではないでしょうか。
 
#13
Img_13
 
 
 
 
 
 
 
 
よく見るとこの子は頬袋にたくさんの餌を詰め込んでいました。餌が少なくなる秋でもないのに何故?
 
#14
Img_14
 
 
 
 
 
 
 
 
この森には至る所にこんな看板が立てられています。
 
考えさせられる問題だと思います。
 
#15
Img_15
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018年5月13日 (日)

野幌原始林 春の山野草

 
またまた札幌にやってきました。
 
ということで大好きな野幌原始林を散策し、春の山野草に出会ってきました。
 
まず最初はこれ!
 
母校北大の校章オオバナノエンレイソウです。やっとこの花が咲いている時に来ることが
 
できました。
 
#1
Img_01
 
 
 
 
 
 
 
 
とにかく清楚で上品な花だと思います。
 
#2
Img_02
 
 
 
 
 
 
 
 
陰日向に咲く。
 
#3
Img_03
 
 
 
 
 
 
 
 
3人で咲く。
 
#4
Img_04
 
 
 
 
 
 
 
 
そしてこれが北大の校章です。もう50年近く前に北大生協で買ったものです。
 
#5
Img_05
 
 
 
 
 
 
 
 
エンレイソウにはいくつか種類がありますが、花弁を持たずこのように萼片だけのものを
 
狭義の意味でのエンレイソウと呼ぶこともあるようです。
 
#6
Img_06
 
 
 
 
 
 
 
 
エンレイソウに寄り添うようにニリンソウが咲いていました。
 
#7
Img_07
 
 
 
 
 
 
 
 
ニリンソウは大群落を形成して咲いていましたが、どの花もみんな優しく微笑んでいるような感じが
 
しました。なんかそんな穏やかな雰囲気を持った花ですよね。
 
#8
Img_08
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらは花弁がたくさん付いていますが、これもニリンソウなんでしょうね。
 
#9
Img_09
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらはエゾエンゴサク。
 
毒のあるムラサキケマンにも似ていますが、エゾエンゴサクはとっても風味が良くて美味しいそうです。
 
で、このエゾエンゴサクや前出のニリンソウとかカタクリ、フクジュソウなんかはスプリング・エフェメラルと
 
呼ばれています。春のはかない命というぐらいの意味ですが春の妖精と呼ばれることもあります。
 
この素敵な命名はこの植物たちの巧みな生き方からきているとも言えます。
 
スプリング・エフェメラル、興味のある方は調べてみてください。植物の巧みな生き方が見えてくると
 
思いますので。
 
#10
Img_10
 
 
 
 
 
 
 
 
ヒトリシズカも随所に群落を作って”みんなで”静かに咲いていました。
 
#11
Img_11
 
 
 
 
 
 
 
 
先月かみさんと近所の里山を散策している時にマムシグサが咲いているところに行きあいましたが、
 
その時こんな会話をしました。
 
「マムシグサって毎年花は見るけど一番最初に出てくるところは見たことがないよね」
 
今回野幌原始林で見つけました!
 
やっぱりこんな風になっていましたね。
 
#12
Img_12
 
 
 
 
 
 
 
 
やがてこのように、このマムシ模様の茎から葉っぱを伸ばしてくるんですね。
 
#13
Img_13
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらは春の森でよく見かけるフッキソウです。
 
ソウという名前は付いていますが、草ではなくて低木だそうです。
 
#14
Img_14
 
 
 
 
 
 
 
 
おなじみ春の山菜ふきのとうの最終到達形です。これが目的で地面から顔を出したんですものね。
 
#15
Img_15
 
 
 
 
 
 
 
 
タンポポと同じキク科ですからよく似たタネをつけますね。しっかりとしたタネが確認できます。
 
#16
Img_16
 
 
 
 
 
 
 
 
内地ではこの春はヒノキ花粉が驚異的に猛威を振るいましたが、北海道民が苦しめられるのがこれ、
 
シラカバの花粉です。これはその飛散元になるシラカバの雄花ですね。
 
#17
Img_17
 
 
 
 
 
 
 
 
これは多分マイヅルソウの若葉だと思います。特徴的なハート型の葉っぱで、春の森ではよく目に付きます。
 
#18
Img_18
 
 
 
 
 
 
 
 
これなんでしょう? 色といい形といい、どこか心惹かれるものがあったので撮ってみました。
 
どこか悪人顏にも見えて・・・ ダースベイダーのお仲間?
 
#19
Img_19
 
 
 
 
 
 
 
 
これもなんだかわからずに撮ってしまいました。つぼみでしょうか? はたまた実?
 
実が成る季節ではないように思うのですが・・・
 
#20
Img_20
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018年5月 1日 (火)

里山の春爛漫「ジャコウアゲハ、モンキアゲハ、コジュケイ、コゲラ、ヘラ乗っ込み、タツナミソウ、ハンショウヅル」

 
春たけなわということで里山の春爛漫を拾ってみました。
 
 
まずはジャコウアゲハから。
 
ジャコウアゲハは春一番最初に登場するアゲハです。このオスには麝香の香りがあることからその名前が
 
ついたようです。
 
春型なのでちょっと小ぶりではありますが、ご覧のように姿かたちのいいアゲハですね。
 
#1
Img_01
 
 
 
 
 
 
 
 
ジャコウアゲハに限らずアゲハ蝶はみんなアザミの花が大好き。たくさん集まってきます。
 
#2
Img_02
 
 
 
 
 
 
 
 
ジャコウアゲハのオスの上面は非常にシンプルで地味ですが、独特の美しさも感じられます。
 
まさにブラックビューティ。
 
#3
Img_03
 
 
 
 
 
 
 
 
一方ジャコウアゲハのメスは色っぽいですね。飛んでいてもすぐにわかります。
 
このアゲハには毒がありますから、目立って鳥たちに注意を与えることも大事なんでしょうね。
 
#4
Img_04
 
 
 
 
 
 
 
 
マルバウツギの花もアゲハたちに人気があります。このジャコウアゲハもお気に入り。
 
#5
Img_05
 
 
 
 
 
 
 
 
美味しそうに蜜を吸っていました。
 
#6
Img_06
 
 
 
 
 
 
 
 
お次はモンキアゲハです。
 
1頭がアザミの花で吸蜜中。
 
#7
Img_07
 
 
 
 
 
 
 
 
そこへ後ろからもう1頭が近づきます。
 
最初は吸蜜の順番待ちかな? と思いましたが、どうやら吸蜜中のメスにオスがデートを申し込みに
 
きたようです。
 
#8
Img_08
 
 
 
 
 
 
 
 
前を飛ぶメスをオスが後ろから追いかけます。
 
#9
Img_09
 
 
 
 
 
 
 
 
メスが気をひくように飛び回り・・・ それを追いかけるオス
 
#10
Img_10
 
 
 
 
 
 
 
 
大きなアゲハだけに飛んでいる姿にも迫力があります。
 
#11
Img_11
 
 
 
 
 
 
 
 
春は鳥たちにとっても恋の季節、コジュケイもペアを組んでデートの真っ最中。
 
#12
Img_12
 
 
 
 
 
 
 
 
コゲラは早くも子育てを始めたようです。
 
#13
Img_13
 
 
 
 
 
 
 
 
ニホンカナヘビは春の陽を浴びて日光浴。目元涼やかで気持ちよさそうでした。
 
#14
Img_14
 
 
 
 
 
 
 
 
ミシシッピアカミミガメは水面に浮かんだ葉っぱをむしゃむしゃ食べていました。こんなものも食べるんですね。
 
#15
Img_15
 
 
 
 
 
 
 
 
3月の終わりに80cmはあるかという巨大なコイが浅場に乗っ込んできて産卵しているのを見ましたが、
 
この4月の終わりにはヘラブナが乗っ込み産卵をしていました。
 
バシャバシャと水しぶきを上げて大騒ぎです。
 
#16
Img_16
 
 
 
 
 
 
 
 
ところが、1匹のメスが(多分)水の中に生えたマルバヤナギの木の根元に体を突っ込んで出られなくなって
 
しまいました。でも産卵のためにオスも興奮状態にありますので、産卵を促すためにそのメスに体を摺り寄せて
 
同じようにハマってしまいました。しばらく見ていると下のオスはなんとか体を引き抜くことに成功しましたが
 
これだけ奥までハマってしまったメスは抜け出すことができなかったのではないでしょうか?
 
翌日、体の一部をイノシシかアライグマにかじられた状態で浮いているヘラブナがありました。
 
#17
Img_17
 
 
 
 
 
 
 
 
最後に春の花2題。
 
毎年散歩道の同じ場所に咲くタツナミソウです。寄り添うようにカタバミも。
 
前日には真っ直ぐだった一番下の花が横を向いていました。夜中にそばをイノシシでも歩いたかな?
 
#18
Img_18
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらはハンショウヅル。
 
野山を散策する人には知られた花のように思いますが、あまり一般的ではないかもしれません。
 
花の形は全然違うのにセンニンソウやテッセンの仲間だというのがちょっと驚きですが、タネを見ると
 
なるほどと納得させられます。そんな似たようなタネをつける植物群です。
 
#19
Img_19
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018年4月22日 (日)

五島列島育ちのモモイロタンポポ、外房育ちのモモイロタンポポ

 
うちの庭で育てていたモモイロタンポポがなぜか全滅してしまったため、五島列島にお住いのmoonさんに
 
お願いして、以前こちらからタネをお送りしてmoonさんが育てていたものをUターンの子供達として送って
 
いただきました。その花が咲きましたのでご報告したいと思います、が、ちょっと不思議なことも・・・
 
 
これがmoonさんに送っていただいたモモイロタンポポです。
 
鉢に2株植わっていましたが輸送途中の事故で1本は茎が折れていました。でも幸いなことに残った1本は
 
非常に元気でした。
 
(うちの庭のシロバナタンポポの前に鉢を置いて撮影しましたが、かえって邪魔だったかも・・・)
 
Img_01
 
 
 
 
 
 
 
 
で、全滅したと思っていたうちのモモイロタンポポも花壇の外で2株だけ密かに咲いているのが見つかりました。
 
そのうちの1株がこちらです。
 
Img_02
 
 
 
 
 
 
 
 
よく見ると両者には微妙な違いがあるのですが分かりますでしょうか?
 
こちら、moonさんのモモイロタンポポは1本だけメインの茎があって、それがいくつにも枝分かれして
 
それぞれに蕾をつけています。
 
そして根元の葉の部分の葉脈が赤いんです。
 
Img_03
 
 
 
 
 
 
 
 
それに比べるとうちのモモイロタンポポは1株からいくつも茎が伸びていて、そのそれぞれに1つだけ
 
花をつける形になっています。葉の葉脈も赤くありません。
 
外房で採取したモモイロタンポポが五島列島にお嫁入りして育っているうちに新たな進化を遂げたのでしょうか?
 
なんかちょっとワクワクするような心弾む出来事でした。
 
Img_04
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらはmoonさんの花ですが、花自体は全く同じもののようです。
 
Img_05
 
 
 
 
 
 
 
 
そしてこちらはうちの庭のもの。ね、まったく同じ花ですよね。
 
Img_06
 
 
 
 
 
 
 
 
こんな風にひとつの茎からたくさんの花をつけるmoonさんの方が咲き方が豪華な感じがします。
 
Img_07
 
 
 
 
 
moonさん、そんなわけでいろんな意味でありがとうございました。
 
ということはもうひとつ、岐阜県にお嫁入りしたモモイロタンポポも気になります。
 
ひめねずみさんの方はいかがでしょうか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
で、今回はおまけとしてうちの庭のレンゲソウを載せてみました。
 
ちょっとフェアリーテールなんぞをイメージして幻想的に撮ってみたつもりですが・・・ 
 
アハハ、かな?
 
Img_08
 
 
 
 
 
 
 
 
Img_09
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018年4月15日 (日)

探鳥日和「孤高のカンムリカイツブリ」

 
近くの漁港でカンムリカイツブリに出会いました。
 
この大きく立派な冠羽が名前の由来ですね。赤茶色の夏毛の美しさも目を引きます。
 
それにしても目が小さいこと。
 
#1
Img_01_2
 
 
 
 
 
 
 
 
最初に遠望した時は魚を咥えていたのですが、近づいた時にはもう食事は終わった後のようでした。残念。
 
こんな風にのんびり毛づくろいを始めていました。
 
#2
Img_02_2
 
 
 
 
 
 
 
 
毛づくろいをする時には目を閉じるのか、小さい目がもっと小さくなっていました。
 
#3
Img_03_2
 
 
 
 
 
 
 
 
見ていると、腰のあたりの飾り羽をようなものを振り回しているような感じがしましたので、あれはなんだろうと
 
思い、帰って写真をチェックしてみてびっくり!
 
飾り羽のように見えたのはなんと、足! なんであんな高い位置に足があるの? なんで上向き? 
 
なんで振り回していたの? ???がいっぱい!
 
水掻きはカモなんかと違ってオオバンに似たような形をしていました。
 
#4
Img_04_2
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらの写真では揃えた足先がちょこっと写っています。
 
#5
Img_05_2
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらの写真でも・・・
 
#6
Img_06_2
 
 
 
 
 
 
 
 
正面から見るとずいぶん不思議な顔!
 
#7
Img_07_2
 
 
 
 
 
 
 
 
また別の日、同じ漁港にて。
 
またしてもこのロンサムボーイ。同じ個体かな?
 
#8
Img_08_2
 
 
 
 
 
 
 
 
背中の羽毛も綺麗。
 
#9
Img_09_2
 
 
 
 
 
 
 
 
首の白さも印象的。
 
#10
Img_10_2
 
 
 
 
 
 
 
 
後ろ姿は人形っぽい感じ。
 
#11
Img_11_2
 
 
 
 
 
 
 
 
それにしてもこの顔。
 
#12
Img_12_2
 
 
 
 
 
 
 
 
一方こちらはカイツブリ。可愛らしい子です。
 
#13
Img_13_2
 
 
 
 
 
 
 
 
おまけの1枚目はサンコウチョウ風の雲です。
 
昨年は長い尾を引いて飛ぶサンコウチョウを2度も見かけましたが写真には撮ることができませんでした。
 
今年こそは・・・ と期待が膨らむ幸先のいい雲でした。
 
#14
Img_14_2
 
 
 
 
 
 
 
 
おまけの2枚目はぷっくり形のいいキクラゲです。美味しそう!
 
#15
Img_15_2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018年4月 9日 (月)

この春 里山で出会った生き物たち「ビロツリ、タテハチョウ、クマバチ、カメ、ヘラブナ、ウシガエル、ヒミズ」

 
前回の山野草に引き続き、今回はこの春 近くの里山で出会った生き物たちです。
 
 
 
まず最初に登場するのはビロードツリアブ(ビロツリ) です。
 
3月の終わりから4月の初めにかけてだけ見られる春のトップバッターを代表する虫だと思います。
 
その名の通りビロードのような体毛を持ち花の蜜を求めて飛び回るハナアブの仲間です。
 
#1
Img_01
 
 
 
 
 
 
 
 
このビロツリくん、飛んでいる姿にも愛嬌があって可愛らしいですね。
 
スミレやオオイヌノフグリの蜜が大好物だと申しておりました。
 
#2
Img_02
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらは地面に降りて日向ぼっこ中のアカタテハです。
 
この蝶々は成虫のまま冬越しをしますので、3月の初めに出会ったこの子はおそらく越冬個体だと思います。
 
#3
Img_03
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらも越冬個体と思しきキタテハです。ソメイヨシノの花で吸蜜中でした。
 
#4
Img_04
 
 
 
 
 
 
 
 
次はクマバチ、メスを求めてホバリング中のオスです。この行動も春だけに見られる微笑ましい風物詩ですね。
 
#5
Img_05
 
 
 
 
 
 
 
 
クマバチはこんな風に丸っこい可愛らしいお尻をしています。オスですから当然人を刺すような針も
 
持っていません。ちょこんと立った2本の触覚がこのハチのトレードマークでしょうかね。
 
#6
Img_06
 
 
 
 
 
 
 
 
野生のクサガメも冬眠から目覚めて日向ぼっこを満喫していました。
 
うちのクサガメのカメ吉とオカメも冬眠を終えて、暖かい日には日がな1日日向ぼっこをするようになりました。
 
#7
Img_07
 
 
 
 
 
 
 
 
ミシシッピアカミミガメ(ミシアカ)はもう3月の初めぐらいから目覚めて日向ぼっこに勤しんでいます。
 
この2匹を見ていると、TOTOの便器のCMに出てくるビッグベンとリトルベンを連想してしまいました。
 
#8
Img_08
 
 
 
 
 
 
 
 
ミシアカに限らずカメはみんな平和主義者で仲良しこよしです。
 
この時はなぜか全員同じところを見つめていました。みんなの視線の先には何があるんでしょう?
 
#9
Img_09
 
 
 
 
 
 
 
 
花筏を愛でるのは人間だけとは限りません。ヘラブナも花びらを摘んでお食事中?
 
#10
Img_10
 
 
 
 
 
 
 
 
3月の終わりに80cmはあろうかという巨大なコイが乗っ込みという産卵行動をしているのを目撃しましたが、
 
もう数日もするとこのヘラブナたちも乗っ込みを開始しますね。こちらも楽しい春の風物詩です。
 
#11
Img_11
 
 
 
 
 
 
 
 
貫禄十分、ウシガエルくんですね。重低音の鳴き声はずっしりとお腹に響きます。
 
口もでかい! この大きな口で、大好物のアメリカザリガニはもとより小さなヘビまで食べてしまうそうです。
 
#12
Img_12
 
 
 
 
 
 
 
 
最後はヒミズです。同じ名前の漫画や映画があるようですが、こちらはモグラの仲間です。
 
それでもモグラのように完全な地底人(?)というわけではなく、半地下生活を送っているようです。
 
大きさはハムスターをちょっと小さくしたぐらいの感じですかね。
 
#13
Img_13
 
 
 
 
 
 
 
 
前足もモグラほどではありませんが、そこそこ地面を掘るのに適した形をしています。
 
いつものようにかみさんと里山を散策中に彼女が見つけて、今回のご登場となりました。でも近くの木の上で
 
渡ってきたばかりと思われるサシバの鳴き声が聞こえていましたので、その餌食にならないように草むらに
 
戻しておきました。長旅でお疲れでしょうが、サシバくんには自力で餌探しをしていただきましょう。
 
#14
Img_14
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018年4月 3日 (火)

この春 里山で出会った山野草

 
四季折々に里山を散策していると、季節を実感させてくれる山野草に出会うことができます。
 
そこで今回はこの春出会った山野草を取り上げてみることにしました。
 
 
まず最初は森の一隅で密かに咲き始めたクロモジの花です。
 
クロモジは高級楊枝として有名な香木ですが、こんなにも楚々とした可愛らしい花を咲かせます。
 
#1
Img_01
 
 
 
 
 
 
 
 
春の光に包まれて気持ちよさそうに咲いていました。
 
#2
Img_02
 
 
 
 
 
 
 
 
次はサルトリイバラ、サンキライともいいます。
 
秋になると小さくて綺麗な赤い実をたくさんつけます。
 
蕾のうちはその茎が上を向いていますが・・・
 
#3
Img_03
 
 
 
 
 
 
 
 
花が咲くと茎を曲げて花を目立たせるような感じになります。
 
この花にも山野草らしい清楚さがありますね。
 
特徴的な形の葉っぱをしていますので、森の中でも存在感のある植物です。
 
#4
Img_04
 
 
 
 
 
 
 
 
マムシグサとウラシマソウ、里山での存在感といえばやっぱりこの子たちは外せません。
 
 
まずはマムシグサの方から。
 
春のお彼岸の頃に咲くのでヒガンマムシグサと呼んだり、仏炎苞が紫褐色のものをムラサキマムシグサ、
 
緑色のものをカントウマムシグサと呼んだりもするようです。
 
左の花はひょうきんそうに「いないいないばぁ!」をしていませんか?
 
#5
Img_05
 
 
 
 
 
 
 
 
そしてウラシマソウ。
 
こちらはよく見ると仏炎苞から釣竿が出ていますので浦島太郎さんです。
 
マムシグサもウラシマソウもミズバショウやショウブと同じサトイモ科の植物ですね。
 
#6
Img_06
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらはモミジイチゴでしょうか?
 
途中まで咲いて一旦一休み、力を貯めてからその先の方を咲かせようとしているのかな?
 
ちょっと不思議な咲き方でした。
 
#7
Img_07
 
 
 
 
 
 
 
 
春の里山でよく見かけるキブシの花。
 
舞妓さんのかんざしみたいで艶やかな感じがします。
 
#8
Img_08
 
 
 
 
 
 
 
 
振るとしゃらしゃら小さな鈴の音がしそう♪
 
#9
Img_09
 
 
 
 
 
 
 
 
春の陽によく映えるのがこのイタドリの新芽です。鮮やかな色をしていますね。
 
この眩い色は強い紫外線から身を守るためでしょうか?
 
#10
Img_10
 
 
 
 
 
 
 
 
シャク、非常に小さな白い花ですがたくさん群生して咲きますのでよく目立つ花です。
 
#11
Img_11
 
 
 
 
 
 
 
 
ツルカノコソウ、こちらも白い小さな花ですがシャクと同じように群生して似たようなところに咲きますので
 
ぱっと見どちらか迷ってしまうことがあります。花をアップにすると全然違うのですが・・・
 
#12
Img_12
 
 
 
 
 
 
 
 
  山路来て なにやらゆかし すみれ草     芭蕉
 
里山を散策している時、スミレが咲いているところに行き合うとなんかホッとしたりします。
 
そんなスミレの花2題です。
 
#13
Img_13
 
 
 
 
 
 
 
 
#14
Img_14
 
 
 
 
 
 
 
 
在来種のカントウタンポポに寄り添って咲くつくし1本、仲良くひなたぼっこ。
 
#15
Img_15
 
 
 
 
 
 
 
 
タンポポつながりで、うちの庭に咲くシロバナタンポポも載せてみました。
 
#16
Img_16
 
 
 
 
 
 
 
 
山菜の王様たらの芽、その葉っぱが出る直前の冬じまいの様子。トゲトゲが物々しいですね。
 
#17
Img_17
 
 
 
 
 
 
 
 
イヌビワの新芽にも春の日差しが暖かく降り注いでいました。
 
#18
Img_18
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018年3月23日 (金)

探鳥日和「ネイチャーセンターのカワセミ」

 
この冬、私の周りではカワセミが例年以上に活発に活動していました。
 
今回は近所のネイチャーセンターで出会った、そんな冬のカワセミを取り上げてみました。
 
まずはセンターの湿性生態園です。
 
#1
Img_01
 
 
 
 
 
 
 
 
人工の小川に張り出した杉の小枝が、この女の子のお気に入りの場所です。
 
#2
Img_02
 
 
 
 
 
 
 
 
じっと小川を見つめて、魚を狙っているのでしょうか?
 
#3
Img_03
 
 
 
 
 
 
 
 
よくこの小川に飛び込んで魚を捕ったりしているのですが、今回は私が邪魔だったのか、どこかへと飛び去って
 
しまいました。
 
#4
Img_04
 
 
 
 
 
 
 
 
この女の子、また別の日にもこのお気入りの定位置に止まっていました。
 
#5
Img_05
 
 
 
 
 
 
 
 
この子はこのちょっとくちばしを上げるポーズがお得意なのかな? 上の#2でも同じようなポーズをしていました。
 
#6
Img_06
 
 
 
 
 
 
 
 
その大好きな止まり木のすぐそばに小さな橋が架かっています。
 
これは最近架け替えられた新しい橋ですが、それ以前の古い橋の時代から、よくその橋の下で魚を
 
捕まえている姿を目撃していました。今でも時々この橋の下に潜んでいたりするようです。
 
#7
Img_07
 
 
 
 
 
 
 
 
私の方を凝視した後、またもや「ピピピピピー!」と鋭い警戒音を残して飛び去ってしまいました。
 
カワセミも大変目がいい鳥ですから、そう簡単には近寄らせてくれませんね。
 
#8
Img_08
 
 
 
 
 
 
 
 
また別の日、同じこの橋の上にいたのは男の子でした。
 
#9
Img_09
 
 
 
 
 
 
 
 
常に私の方を警戒しながら、近くの案内板に飛び移ったり・・・
 
#10
Img_10
 
 
 
 
 
 
 
 
はたまた側の木の枝に飛び移ったり・・・  その間片時も私から視線を外さず警戒していました。
 
何もこの子に悪さをするつもりはないんですけどね。
 
#11
Img_11
 
 
 
 
 
 
 
 
一方こちらはセンターの蓮田です。冬の間は毎年ここでカワセミが見られます。
 
こちらも女の子ですが、上の湿性生態園にいた女の子とは別の個体だと思います。
 
#12
Img_12
 
 
 
 
 
 
 
 
よくこんな風に壊れた蓮の銘木板の杭に止まっていたりします、が、やっぱりしっかり私の方を見ていますね。
 
#13
Img_13
 
 
 
 
 
 
 
 
「ピピピピピー!」 警戒音を残して飛び去ってしまいました。
 
#14
Img_14
 
 
 
 
 
 
 
 
この子もやっぱり・・・
 
#15
Img_15
 
 
 
 
 
 
 
 
さあ飛ぶぞ!
 
#16
Img_16
 
 
 
でも残念! この時は飛翔姿を捉えることはできませんでした。
 
 
まぁでも、こんな風にカワセミに遊んでもらえた楽しい冬でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018年3月 8日 (木)

探鳥日和「フェルト細工のような森の妖精エナガ」

 
  まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき
 
島崎藤村の「初恋」の冒頭ですね。で、この歌に倣ってこんなものを作ってみました。
 
 
  ややかしましきさえずりの 桜のもとに聞きしとき
 
 
あはは、お粗末!
 
さて、そんなまだ固い蕾のソメイヨシノの木の枝にエナガの群れがやってきました。
 
「ジュリジュリジュリジュリ」 いつものようにみんなで楽しそうに鳴き交わしています。
 
#1
Img_01
 
 
 
 
 
 
 
 
横から見ると小さいながらもふっくらとしたくちばしをしているのがわかります。独特の愛らしいデザインですね。
 
#2
Img_02
 
 
 
 
 
 
 
 
雨覆のあたりのパステルカラーがこの子たちの特徴ですね。
 
よく見ると、ちょうど桜の枝に頭を撫でられていたりして・・・!?
 
#3
Img_03
 
 
 
 
 
 
 
 
小首をかしげるこの仕草、小鳥たちがよくやりますが可愛らしさ満点ですね。
 
実際は下の方を見ているだけなんでしょうが・・・
 
#4
Img_04
 
 
 
 
 
 
 
 
鳥たちによくある過眼線がないのも、この子たちの可愛らしさに一役買っているような気がします。
 
#5
Img_05
 
 
 
 
 
 
 
 
なんともいえないこのもふもふ感がフェル細工の人形のようです。
 
#6
Img_06
 
 
 
 
 
 
 
 
こうして下から見るとくちばしが細いですね。縦長の小さなくちばしなんですね。
 
エナガは雑食性だそうで、このくちばしでチョウやガ、アブラムシやクモなんかを食べるそうです。
 
冬場は木についたウメノキゴケをついばんでいる姿を散歩道でよく見かけます。
 
#7
Img_07
 
 
 
 
 
 
 
 
カメラを構えた途端、この子と目が合ってしまいました。
 
「お尻の方から撮らないで! 失礼な! 私はレディよ!」
 
#8
Img_08
 
 
 
 
 
 
 
 
でも目一杯お尻の方から撮ってしまいました。
 
尾羽の幾何学模様が印象的です。
 
#9
Img_09
 
 
 
 
 
 
 
 
今回は下から見上げる構図になってしまいましたので、目のあたりを強調した感じでちょっと逆光を遊んでみました。
 
#10
Img_10
 
 
 
 
 
 
 
 
#11
Img_11
 
 
 
 
 
 
 
 
#12
Img_12
 
 
 
 
 
 
 
 
エナガの名前の由来は柄杓の柄から来ているそうです。体の割に長い尾羽をしていますので柄長になったとか。
 
確かに!
 
#13
Img_13
 
 
 
 
 
 
もうすぐソメイヨシノが咲く本格的な春がやってきますね♪
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018年2月25日 (日)

探鳥日和「ジョウビタキ、エナガ、モズ、コゲラ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、ヤマガラ、カワウ」

 
この冬、ここ2か月ほどに出会った野鳥たちの一部です
 
 
まずはジョウビタキから
 
ロマンスグレーの渋いヤツ、といった、そんな風情があるような・・・
 
Img_01
 
 
 
 
 
 
 
 
そんな決めポーズの後、軽くジャンプしたかと思うと・・・
 
Img_02
 
 
 
 
 
 
 
 
「オトコは黙って背中で人生を語るのだ!」 
 
アハハ、男一匹、ジャンルを超えて男は厳しいものです!
 
Img_03
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらはぽっちゃり系の見返り美人♪
 
Img_04
 
 
 
 
 
 
 
 
そしてほっそり系の見返り美人♪
 
Img_05
 
 
 
 
 
 
 
 
しかして正面から見ると正体を隠した謎のオンナ
 
Img_06
 
 
 
 
 
 
 
 
「ジュリジュリ、ジュリジュリ」いつも大勢で賑やかなエナガくん
 
Img_07
 
 
 
 
 
 
 
 
この旦那さん、奥さんに叩かれてる?
 
Img_08
 
 
 
 
 
 
 
 
前々回オスのモズの狩りを載せましたが、こちらはメス
 
優しげな目をしていますが鋭いくちばしは立派な猛禽類ですね
 
Img_09
 
 
 
 
 
 
 
 
私を嫌ってか悠然と飛び去って行きました
 
Img_10
 
 
 
 
 
 
 
 
凛々しい顔をした男前のコゲラくん
 
Img_11
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらは優しい顔のコゲラちゃん
 
Img_12
 
 
 
 
 
 
 
 
ふてぶてしいご面相のシメ。この写真ではよくわかりませんが特徴的な風切羽を持つ鳥です
 
Img_13
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらは可愛らしいホオジロ
 
Img_14
 
 
 
 
 
 
 
 
風邪が流行ってますのでうがいの真っ最中! ・・・ではなくて、綺麗な声でさえずりの真っ最中でした
 
「♪一筆啓上仕り候」
 
Img_15
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらはホオジロのお仲間カシラダカ
 
背筋を伸ばしてすぐそばにぶら下がってる藤の実に擬態してる? 
 
まさかね
 
Img_16
 
 
 
 
 
 
 
 
美白の女王ヤマガラ ホオジロよりも頰が白かったりして
 
Img_17
 
 
 
 
 
 
 
 
ちょっとうつむくとおかっぱ頭のお転婆さんにも見えます
 
Img_18
 
 
 
 
 
 
 
 
でも下から見ると、もう誰だかわかりませんね
 
Img_19
 
 
 
 
 
 
 
 
誰だかわからないといえばこの子  ヒタキのメスだとは思うのですが・・・
 
この写真を撮った次の瞬間素早く飛び去ってしまいましたのでお名前不詳
 
ルリビタキ? ジョウビタキ? ???
 
Img_20
 
 
 
 
 
 
 
 
最後はカワウです
 
冬の繁殖期にはこんな風に白髪頭になりますのでその名も白髪鵜
 
しかもモヒカン頭 いつもささやかな笑いを提供してくれる子です
 
Img_21
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018年2月14日 (水)

探鳥日和「狐の嫁入り 舞い飛ぶコガモ」

 
先週木曜日の朝のことでした。
 
まだ明けきらぬかわたれどき、南の空に下弦の月がかかるその下にキラッと光る小さな惑星がひとつ、
 
明けの明星とは違うなと思い調べてみると、その星は木星でした。木星を見たのはしばらくぶりでしたが、
 
ま、木曜日に木星を見たという小さなお話でした。
 
 
で、その4日前の日曜日にしばらくぶりで”狐の嫁入り”に遭遇しました。日が射しているのに雨が降る、
 
あれですね。
 
近所の堰をかみさんと歩いているときのことでした。日の射している堰の水面にいきなり雨が降り注いで
 
きました。狐の嫁入りの始まりです。
 
私たちはすぐそばの東屋に避難してその様子を眺めていました。
 
Img_01
 
 
 
 
 
 
 
 
雨は強弱を繰り返し、時にはアラレも降ったりしました。まさに驟雨!
 
Img_02
 
 
 
 
 
 
 
 
そして雨の止み間には綺麗な虹が出現! 天が盛大に狐の嫁入りを祝福しているようです。
 
Img_03
 
 
 
 
 
 
 
 
その堰に今年は数百羽のコガモが飛来しています。
 
小さな可愛らしいカモで、みんなでピーッ、ピーッ、ピーッと笛を吹くような声で鳴き交わしています。
 
こんなにも愛らしいたくさんの鳴き交わしを聞いたのは初めてのことでした。それはそれは心が優しくなるような
 
素敵な声でした。
 
Img_04
 
 
 
 
 
 
 
 
オスの飛翔
 
翼には綺麗な飾り模様、緑色にも青色にも変化してよく目立ちます。
 
Img_05
 
 
 
 
 
 
 
 
メスの翼にも同じ模様が見られます。この模様が、シベリアから渡ってくるときに仲間を識別する役に立って
 
いるのかもしれませんね。
 
Img_06
 
 
 
 
 
 
 
 
コガモたちは背中に日差しを受けて、降る雨を物ともせずに飛び回っています。
 
翼の模様がまるでユニフォームのよう。
 
Img_07
 
 
 
 
 
 
 
 
お腹面は空に溶け込むような淡い色。翼の先にだけ日の光を宿して・・・
 
Img_08
 
 
 
 
 
 
 
 
逆光になると翼の色は消えて、青緑模様の上にある白い帯だけが強調されて見えてきます。
 
Img_09
 
 
 
 
 
 
 
 
そして優美なシルエットへと変化。
 
Img_10
 
 
 
 
 
 
 
 
いつもならコガモたちはなだらかに滑空しながら着水しますが、この時は激しい水音とともに水に飛び込むように
 
着水していました。
 
Img_11
 
 
 
 
 
 
 
 
それもそのはず、これだけたくさんのコガモが来ているものですから、それを狙って若いオオタカが対岸の木に
 
身を潜めていたんです。
 
コガモが飛び立つたびに飛び出してきますが(左上の彼ですね)、狩りの成功率はあまり高くないご様子。
 
Img_12
 
 
 
 
 
 
 
 
それでもさすがにオオタカ、確実に仕留めてはいるようで、堰の岸辺にはコガモの羽がたくさん落ちていたりします。
 
Img_13
 
 
 
 
 
 
 
 
群れ飛ぶコガモの中に千手観音を発見!
 
身を犠牲にして仲間を守った英雄を弔っているのかな?
 
Img_14
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018年2月 4日 (日)

探鳥日和「身体は小さくても立派な猛禽類 モズの狩り」

 
冬になると群れスズメがたくさん集まり、うちの庭の木はスズメの実が成ったようになります。
 
Img_01
 
 
 
 
 
 
 
 
そのスズメたちは三々五々、うちの前のお宅の草地に降り立っては餌を啄ばんだりしています。
 
いつもそんなのどかな風景が繰り広げられている場所です。
 
Img_02
 
 
 
 
 
 
 
 
その草地には冬の鳥ツグミもよくやってきて、こちらは枯れ葉なんかをひっくり返しては餌探しをしたりしています。
 
Img_03
 
 
 
 
 
 
 
 
ここではツグミが優しげにスズメを見守っていることもあったりして穏やかな空気が流れている、
 
なんとものんびりとした平和な空間なんです、いつもは。
 
Img_04
 
 
 
 
 
 
 
 
そんなある日、1羽のモズが突然家の前の道路にスズメを捕まえて降り立ちました。
 
家の中からそんな光景を目撃して2枚のガラス戸越しに撮影しましたので、あまり写りは良くありませんが、
 
ま、ご覧ください。
 
Img_05
 
 
 
 
 
 
 
 
モズはスズメに対して何度もくちばしを立てているように見えます。
 
Img_06
 
 
 
 
 
 
 
 
このスズメを食べているのでしょうか?
 
Img_07
 
 
 
 
 
 
 
 
時々辺りを警戒するかのように身体を起こしたりしていました。
 
先の曲がった大きなくちばしに猛禽類の特徴を見ることができますね。
 
Img_08
 
 
 
 
 
 
 
 
後でこの場所を確認してみましたがスズメの羽毛は全く落ちていませんでしたので、この時はまだ
 
スズメを食べてはいなかったように思います。
 
Img_09
 
 
 
 
 
 
 
 
おそらくこの時は、くちばしを立ててこのスズメにとどめを刺していたのではないでしょうか?
 
Img_10
 
 
 
 
 
 
 
 
精悍な目つきですね。目のいい鳥ですから、私が見ていることは最初から気がついていたと思います。
 
Img_11
 
 
 
 
 
 
 
 
「あの野郎、こっちをじっと見てやがるな! 盗られないうちに逃げるか!」
 
Img_12
 
 
 
 
 
 
 
 
次の瞬間、すかさず行動を開始しました。
 
Img_13
 
 
 
 
 
 
 
 
スズメを引っ張って・・・
 
Img_14
 
 
 
 
 
 
 
 
持ち上げて・・・
 
Img_15
 
 
 
 
 
 
 
 
なんと、この小さな身体で自分とあまり大きさの変わらないスズメをくわえて飛び去ってしまいました。
 
画像はボケボケですが・・・
 
Img_16
 
 
 
カエルやトカゲのいない冬場は、こんな風にスズメのような小鳥を捕まえたりして糊口をしのいでいるんでしょうね。
 
さすがは猛禽類! 大したものだと思いました。
 
そして、自然界では当たり前の弱肉強食の厳しさも同時にまざまざと見せていただきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018年1月27日 (土)

探鳥日和「庭のバードフィーダーにやってきたメジロ」

 
庭に設置したバードフィーダーのミカンを食べにやってきたメジロです。人間が食べるにはちょっと
 
というミカンを置いてみましたが、メジロは喜んで食べてくれました。なんともありがたいことです。
 
で、どうですか、この毛並み、その美しさには見惚れてしまいます。
 
Img_01
 
 
 
 
 
 
 
 
自慢の長い舌、これがミカンを上手に食べるための秘密兵器になっているようです。
 
Img_02
 
 
 
 
 
 
 
 
防寒対策も完璧! 暖かそうな羽毛です。
 
Img_03
 
 
 
 
 
 
 
 
ミカンにくちばしを突っ込んでは・・・
 
Img_04
 
 
 
 
 
 
 
 
たっぷりとつまんで・・・
 
Img_05
 
 
 
 
 
 
 
 
「このミカン、うまいよ〜♪」
 
Img_06
 
 
 
 
 
 
 
 
「うふ、満足満足!」
 
Img_07
 
 
 
 
 
 
 
 
毎日ペアでやってきます。おそらく夫婦なんでしょうね。
 
片方が食べている間、その相方は近くの枝に止まって順番を待っています。その行儀の良さがなんとも健気です。
 
Img_08
 
 
 
 
 
 
 
 
ミカンをくわえて・・・
 
Img_09
 
 
 
 
 
 
 
 
「ぱくっ!」
 
Img_10
 
 
 
 
 
 
 
 
「順番順番!」
 
Img_11
 
 
 
 
 
 
 
 
ミカンの一粒を器用に舌で刺して・・・
 
Img_12
 
 
 
 
 
 
 
 
口の中へと送り込みます。
 
Img_13
 
 
 
 
 
 
 
 
このペアは2羽とも頭から背中にかけてのウグイス色が濃くて喉の黄色も色鮮やかです。
 
Img_14
 
 
 
 
 
 
 
 
まんまるふっくら、鶯餅みたいで美味しそう!
 
Img_15
 
 
 
 
 
 
 
 
 「♪長兵衛 忠兵衛 長忠兵衛〜」
 
うちの庭ではこんな可愛らしい鳴き声がよく聞こえてきます。
 
Img_16
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018年1月20日 (土)

探鳥日和「海のハンター ミサゴ、走るイソヒヨドリ、面妖なオオバン、ヒドリガモの口論」

 
前回掲載したカワセミを撮影している時、大きなタカが近づいてきました。ミサゴです!
 
しかも大きな魚を携えています。今しがた海で捕らえてきたばかりの獲物のようです。
 
Img_01
 
 
 
 
 
 
 
 
鳥の中でも特に目がいいタカですから、ずいぶん遠くから私のことを見ていたことと思います。
 
私に興味を持ったのかどうかは定かではありませんが、低空飛行で私の方に近づいていました。
 
そしてじっと私の方を見ています。
 
Img_02
 
 
 
 
 
 
 
 
やがて私を無害と思ったのか無能と見破ったのか、自分の棲む森を目指して飛び始めたようです。
 
Img_03
 
 
 
 
 
 
 
 
やっぱりかっこいい!
 
それにしてもデカイ! 真上に来た時はファインダーに収まりきれませんでした。
 
Img_04
 
 
 
 
 
 
 
 
次に登場するのはイソヒヨドリのシックな美人さんです。色あざやかなオスとは一線を画するこの上品さが
 
この子の身上ですね。
 
Img_05
 
 
 
 
 
 
 
 
アメリカには道路を猛スピードで走り回るロードランナーという鳥がいて漫画にもなったりしていますが、
 
走ることにかけてはこ子のだって負けてはいません。
 
位置について! よーい!
 
Img_06
 
 
 
 
 
 
 
 
どーん! ・・・と地面を蹴って走り出しました。
 
Img_07
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ♪走る〜走る〜俺た〜ち〜・・
 
Img_08
 
 
 
 
 
 
 
 
 ♪流れる汗も〜そのままに〜
 
Img_09
 
 
 
 
 
 
 
 
爆風スランプの「Runner」を歌いながら(?)、快調に走り続けていました。
 
Img_10
 
 
 
 
 
 
 
 
閑話休題、こちらはなんとも面妖な鳥オオバンです。
 
額まである真っ白いくちばし、真っ赤な目、真っ黒な体・・・
 
あんた、いったい何者? 出会うたびにいつもそう思ってしまいます。
 
Img_11
 
 
 
 
 
 
 
 
こんな額まで伸びたくちばしに、進化する上でどんなメリットがあったんでしょう? 謎です。
 
Img_12
 
 
 
 
 
 
 
 
足の水掻きだって尋常ではありません。
 
普通の水鳥は足指の間をつなぐように水掻きがありますが、こやつの場合は長い足指ごとに葉っぱのような
 
ものが水掻きとして付いています。でもこんなものではあまり速く泳げないように思うのですが・・・
 
Img_13
 
 
 
 
 
 
 
 
急いで泳ぐときにはこんな風に体を目一杯前に倒して必死で泳いでいました。
 
が、やっぱり普通のカモのように速くは泳げていないようです。
 
果たしてこの足のメリットは? カモよりは陸上をスタスタ歩けるのかも、という気はしますが・・・
 
Img_14
 
 
 
 
 
 
 
 
最後はヒドリガモです。
 
私が子供の頃「ひょっこりひょうたん島」という人形劇があって毎日楽しみに見ていましたが、その歌詞の出だしが
 
 ♪波をジャブジャブジャブジャブかきわけて〜
 
この子を見ていたら、そんな歌を思い出してしまいました。
 
Img_15
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、こちらでは何やら口論(?)が始まったようです。
 
1羽のオスに向かって2羽のオスが翼でバツ印を作って、盛んに文句を言っているように見えます。
 
何をしているんでしょう? よくわかりませんでしたが、 やっぱりケンカかな?
 
Img_16
 
 
 
 
 
 
 
 
挨拶は時の氏神という言葉がありますが、カモの世界にも仲裁をする御仁はきちんといるようです。
 
「まぁまぁ、おたいらにおたいらに!」
 
おかげで、よくカイツブリがするような激しい喧嘩にならずにおさまったようです。
 
Img_17
 
 
 
 
めでたしめでたし!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018年1月13日 (土)

探鳥日和「沙漠のカワセミ」

 
この冬はカワセミの活動が活発なようです。
 
まずは紅も鮮やかな女の子。
 
Img_01
 
 
 
 
 
 
 
 
冬らしく着膨れたような”ふくらカワセミ”。こんな姿も可愛らしいですね。
 
Img_02
 
 
 
 
 
 
 
 
さっそく小魚ゲット! 着膨れてはいても動きは敏捷です。
 
Img_03
 
 
 
 
 
 
 
 
あらよ!
 
Img_04
 
 
 
 
 
 
 
 
ひょい! 見事着木(!?)
 
Img_05
 
 
 
 
 
 
 
 
このあとも何度も水に飛び込んでは魚を捕まえます。おかげで喉の白い毛並みはすっかり濡れてしまい・・・
 
ひとしきり毛づくろいをした後、上流へと飛び去って行きました。
 
Img_06
 
 
 
 
 
 
 
 
一方こちらは男の子。
 
Img_07
 
 
 
 
 
 
 
 
身構えて・・・
 
Img_08
 
 
 
 
 
 
 
 
離陸!
 
Img_09
 
 
 
 
 
 
 
 
その影はカモメみたいに見えてかっこいい!
 
Img_10
 
 
 
 
 
 
 
 
羽ばたいて・・・
 
Img_11
 
 
 
 
 
 
 
 
羽ばたいて・・・
 
Img_12
 
 
 
 
 
 
 
 
再び着地。
 
Img_13
 
 
 
 
 
 
 
 
ランドセルを背負って野球帽をかぶったわんぱく小学生? 仮装大賞ならば合格間違いなし、ですね。
 
Img_14
 
 
 
 
 
 
 
 
収まるとまた元の”ふくらカワセミ”。
 
Img_15
 
 
 
 
 
 
 
 
このあと何度も水に飛び込みますが獲物はゲットできず。くちばしだけがむなしく濡れています。
 
Img_16
 
 
 
 
 
 
 
 
また飛んで・・・
 
Img_17
 
 
 
 
 
 
 
 
飛んで・・・
 
Img_18
 
 
 
 
 
 
 
 
飛んで・・・
 
Img_19
 
 
 
 
 
 
 
 
今度も飛び込むかと期待しましたが水には飛び込まず対岸へと移動。
 
Img_20
 
 
 
 
 
 
 
 
今日はダメだなーという顔(?)をしたあと、この子も上流へと帰って行きました。
 
Img_21
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2018年1月 4日 (木)

探鳥日和 「<新春三鷹> チョウゲンボウ、ノスリ、ハヤブサ」

 
東京には東京駅と高尾駅を結んでいる中央線というのがあって、途中に三鷹(みたか)という駅があります。
 
その駅のホームで若い女性が電車を待っていました。やがて電車が入ってくるとともに一陣の風が吹いて
 
その女性のスカートがめくれ上がってしまいました。
 
その瞬間ホームのアナウンスが 「みたかー、みたかー」
 
 
 
 
今年最初のテーマは三鷹(みたか)ではなくて、縁起良く三鷹(さんたか)です。
 
 
まずはチョウゲンボウから。
 
ネズミを狙っているのでしょうか? 冬枯れの田んぼを見下ろす電線に止まっている姿をよく見かけます。
 
Img_01
 
 
 
 
 
 
 
 
チョウゲンボウはタカの中では小さいほうですが、それでも翼を広げるとなかなか迫力がありますね。
 
Img_02
 
 
 
 
 
 
 
 
つぶらな瞳が可愛らしいタカだと思います。
 
Img_03
 
 
 
 
 
 
 
 
比較的人懐こいタカですね。飛びながら私の方を見つめてくれました。
 
Img_04
 
 
 
 
 
 
 
 
電柱に止まってさらにガン見!
 
Img_05
 
 
 
 
 
 
 
 
飛び立つ時は尾羽を目一杯広げて風をつかみます。
 
Img_06
 
 
 
 
 
 
 
 
私を意識してか、こちらに向かって飛んできました。
 
Img_07
 
 
 
 
 
 
 
 
上空を通過して・・・
 
Img_08
 
 
 
 
 
 
 
 
旋回しながらもまだこちらを見ていました。この子に気に入られたかな?
 
Img_09
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらはまた別の個体。
 
Img_10
 
 
 
 
 
 
 
 
まだ幼鳥でしょうか? どこかあどけなさが残っているようです。
 
Img_11
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
三鷹の2番目はノスリです。
 
高い木の上で威風堂々! 大きなタカです。
 
Img_12
 
 
 
 
 
 
 
 
私に気づいたようで、この子も飛びました。
 
Img_13
 
 
 
 
 
 
 
 
さすがに翼がでかい!
 
Img_14
 
 
 
 
 
 
 
 
翼の形もきれい!
 
Img_15
 
 
 
 
 
 
 
 
より高い木のてっぺんに移動して・・・
 
Img_16
 
 
 
 
 
 
 
 
高みの見物を決め込んでしまったようです。
 
Img_17
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後はハヤブサです。
 
Img_18
 
 
 
 
 
 
 
 
私と目が合った瞬間、日向に回り込む暇もないうちに・・・
 
Img_19
 
 
 
 
 
 
 
 
この子にも飛ばれちゃいました。
 
Img_20
 
 
 
 
 
 
 
 
タカの飛翔はとにかくかっこいいですね。
 
Img_21
 
 
 
 
 
 
 
 
昔のホンダの翼のマークのようです。このマークをつけたバイクに憧れたものでした。
 
Img_22
 
 
 
 
 
 
今年も良い年でありますように!
 
みなさん、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

«探鳥日和「スズメ、カワセミ、アオジ、ウ」

2018年6月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ