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2012年3月 2日 (金)

椿の里を散策 後編

 
前回に引き続き、椿の里観察会の後編です。 今回は椿以外のものを載せてみたいと思います。
 
 
朝一番に観察会を主催したネイチャーセンターに集合したのですが、このセンターには敷地内でとれた

トウキョウサンショウウオが展示されています。 私も幼い頃にはよくカエルやサンショウウオの卵を

とってきては育てていましたが、このトウキョウサンショウウオはなかなかきれいな姿をしていましたよ。

ま、人の好みはさまざまとは思いますが。

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そしていまはこのトウキョウサンショウウオの産卵の季節です。 卵も展示されていました。

このサンショウウオはこのように対になった卵を産みます。 もちろん産んだばかりのときには

もっと小さいのですが、卵の周りの寒天質が水を吸ってこのように大きくなり、卵を守るんですね。

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大原漁港と大原海水浴場の間で塩田川という川が海に注いでいるんですが、ここは山本有三の真実一路と

いう小説の舞台になったところでもあります。 塩田川の河口付近にその碑が建っています。

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              海面に夕もやがおりかけて
               水も空も一ように
              ネズミ色に染まって行ったが
               シオダ川の
               川かみのあたりあたりだけは
              入り日の反射で
               ぼうっと明るく
                光っていた
 
 
 
 
その塩田川の川上方向です。 正面に見える橋は国道128号線に架かる橋ですが、そんな川面を

ホシハジロが悠然と泳いでいました。

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この碑のすぐ近く、塩田川に架かる橋の欄干には一羽のアオサギが哲学的に佇んでいました。 まるで

孤高の老人のようでしたよ。

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そしてまた、その近所の庭には周りの植木に紛れるように1匹のアメショーがひとりぽつんと見張り番を

していました。

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椿の里は海のすぐ近くです。 生け垣の椿は潮風にも強い木ですから、防風林の役目も担っているん

でしょうね。 この日は海もかなり荒れていました。

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正面の丘が太東岬です。 映画「ポストマン」の」舞台にもなったところで、この岬の向こうには

犬吠埼の方まで九十九里浜が広がっています。 九十九里とはいっても実際の長さは66kmほど

だそうですが・・・

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最後に訪れた椿公園では野生のキョンに出会いました。 キョンというのは台湾産の小さな鹿の一種で、

ここ房総半島でも、とある事情から増えてきているようです。

キョンというと私の世代ですと、山上たつひこの漫画「がきデカ」のこまわりくんを思い出しますね。

「八丈島のきょん」ですね。

ちなみに、この鹿のなめし革はセーム革の中でも最高級品だそうです。 柔らかそうな毛並みでしたもの。

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我々に気付いて、常に耳を我々の方に向けながら丘の上へと消えてゆきました。
 
 
 
 
 
 
 
 

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コメント

このアオサギはまた随分とおじいさんぽいです。

もうサンショウウオの卵なんか撮っていたんですね。

もう少し暖かくなったらまた歩いてみたいところです。

 
catさなえさんへ
 
こうやってアオサギが首を縮めて背を丸めている姿は、やっぱりどこか

爺むさい感じがしてしまいますね。 田舎のバイプレイヤーといったところで

しょうか。
 
あそこにはなかなか興味深い展示品が多々ありますので、見ているだけで

楽しくなります。
 
もう少し暖かくなったらまた歩いてみましょうか。 またフクロウや

アナグマにも出会えるかも知れません。
 

しろねこさんは子供の頃からサンショウウオの卵を育てていましたか。
とても興味深く観察された事でしょうね~。
私はアリの巣作りが面白くて、瓶や金魚鉢などにアリや卵を入れて見ていました。
(観察と言うほどのものではなかったです(^^))

アオサギさんは哲学者みたいですね(^^)

↑は私です(^^;)

 
catmoonさんへ
 
私が幼い頃は、札幌でも雪解けとともに遊水池などでサンショウウオや

カエルがたくさん卵を産みましたので、それを捕ってきては家の水槽で

飼っていました。 特にカエルなんかはおとなになると水槽から

逃げ出して廊下の隅なんかで干からびたりしていましたが、おふくろは

文句を言ったりせずに自由にさせてくれました。そのおかげで今がある

わけで、ありがたいことだと思っているんですよ。
 
moonさんはアリを飼っていましたか。 私は女王アリを捕まえないと

巣は維持できないと思っていましたので、手を出しませんでした。

一度ぐらいやってみれば良かったですね。余計な知識が邪魔をして

しまったかも。
 

こんにちは。お久しぶりです♪
トウキョウサンショウウオ可愛いです~。
キョンという鹿のことも初めて知りました。
カエルやサンショウウオまで飼っていらしたんですね。

3年ほど前ですが、庭の睡蓮鉢にツチガエルが卵を
産んで、孵ったおたまじゃくしの中の数匹は冬越しをして
カエルになりました。
ですが、その頃めそめそ一家がやってきてツチガエルは
いなくなってしまいました。ちょっと複雑な心境です・・・。

 
catひめねずみさんへ
 
お帰りなさい。

今回の帰省では雪かきもしたそうで、大変でしたね。
 
トウキョウサンショウウオをかわいいと言ってくれる女性は

貴重ですよ。 すばらしいですね♪  ありがとうございます。
 
ツチガエルは私が子どもの頃には北海道にはいなかったので、

よく知りませんでした。 調べてみましたら、おっしゃるように

オタマジャクシのまま越冬する個体もあるんですね。

ひめねずみさんはこういうこともきちんと観察してるんだなぁと

思うと、うれしくなりました。
 

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