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2013年3月19日 (火)

万木の森の自然「春だけの出会い ビロードツリアブ」

 
ビロードツリアブは春だけに見られるアブで、花の蜜を吸うハナアブの仲間です。
 
万木の森でも、オオイヌノフグリなんかに吸蜜に来ている姿を見かけるようになりました。
 
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花にとまってじっくりと蜜を吸うこともありますし・・・
 
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空中でホバリングしながら吸蜜することもよくあります。 「吊りアブ」といわれる所以ですね。
 
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ビロードツリアブは長くて鋭い口吻を持っていますが、これで人を刺したりすることはなくて、
 
この長さを生かしていろんな花の蜜を吸うようです。
 
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飛んでいる姿もカッコイイですね。 小さいくせに存在感のある虫だと思います。
 
でもよく見ると、飛んでいる姿はどことなく蚊にも似ているような・・・
 
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温かそうなビロードの毛皮を纏って、一見セレブなマダムのようにも見えますね。
 
でもこの子は複眼がくっついているのでオスです。
 
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春浅い森には成虫のまま冬を過ごしたチョウチョも見られます。
 
これはルリタテハですね。 日だまりの中で身体を温めていました。
 
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こちらのアカタテハはもう、歴戦の勇者というか、落ち武者というか、壮絶な人生を生きてきた
 
様子がうかがえます。 でもこれでもふつうに飛べるんですからたいしたものです。
 
で、今回初めて気がつきましたが、アカタテハの触角って先が白かったんですね。 さりげない
 
おしゃれを発見! でした。
 
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冬を堪え忍んだ虫たちは、今年という新しい年を子孫に引き継いで行くんですね。
 
1年をサイクルとして生きている虫たちのドラマには興味深いものがあります。
 
 
 
 
 
 
 
 

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コメント

ビロードツリアブは初めてです。というか今までは気がつかなかったのかもね。
アブにも刺さないのがいてちょっと安心です。

暖かくなりましたもの、昆虫達もやっと越冬が終わりましたね。
きっと大変だったのでしょう。羽が物語っています。

 
catさなえさんへ
 
ビロードツリアブはあまり目立たないハナアブですので、さなえさんが初めてと

いうのも頷けます。でもこのアブのファンは多いようで、今この春先になると

このアブを求めて野に出る人がたくさんいるようですよ。私もそのうちのひとり

ですが・・・
 
成虫のままで厳しい冬を乗り切る虫はいろいろいますが、傷つきやすい大きな

羽根を持っているチョウチョが一番、受けるダメージが大きいのかも知れませんね。

雨が降ったり雪が降ったり、風が吹いたり嵐になったり、このチョウチョはどこで

どうやって、この冬を乗り越えたんでしょうね。たいしたものだと思います。
 

おはようございます。

オオイヌフグリの群生は小さな虫たちにとっては素敵な森ですね。
私のところへもぽかぽかの春を届けていただいているようで嬉しいです♪

ビロードツリアブも春の陽射しを受けて楽しそうに蜜を吸っていますね~。
丸くてふわふわのぬいぐるみみたいで、触ってみたくなります。

飛んでいる時の脚の上げ方や針のような口吻、ほんとに蚊みたいですね。
こんなに小さいのにいろいろ工夫された技を持っていたり、すごい智恵があったり、
自然の中で頑張っているんだなぁ、って写真を見せていただいて改めて思いました。

ルリタテハやアカタテハたちも頑張って冬を越したんですね~
さりげないお洒落の発見、しろねこ仙人さんの優しさが伝わってきます(o^-^o)
小さな虫たちの世界も楽しみです♪

 
catひめねずみさんへ
 
そうですね、オオイヌノフグリの群生は虫たちのステキな森であり、そしてまた

楽しい食卓でもあるんでしょうね。この花の蜜を吸える虫にとっては、入場無料

食べ放題の最高の楽園だと思います。そして人間もまた、この色鮮やかなブルーの

絨毯を楽しませてもらってますものね。明治時代に入ってきた帰化植物だそうですが、

日本人にもしっかり馴染んでいる植物ですね。名前はちょっと、という人もいますが、

「ふぐり」という、いまはもう古語になってしまった感のある言葉を後世に伝える役割も

担っているように私には思えて、無碍にはできないような気も・・・
 
ビロードツリアブは今の時期の野原にはたくさん飛んでいて、私たち愛好家の目を

楽しませてくれます。おっしゃるようにふわふわのぬいぐるみのように可愛らしくて、

春の妖精のようにも感じられますね。 でも私たちには時間がないんですとばかりに、

忙しそうに花から花へと飛び回って吸蜜している姿が健気です。春のうちに恋の相手を

見つけて、産卵までしてしまわなければなりませんから大変なんでしょうね。

でもこのビロードツリアブはヒメハナバチに寄生する、いわゆるパラサイトですから

事情は複雑で、きれいな着物の下から無骨な鎧が見え隠れするような感じもしますが、

こんなことも億年単位の長い年月の中で戦い抜いて獲得してきた、彼らなりの生きる術

なんでしょうね。
 
とにかく昆虫は不思議な生き物で、化石からは進化の痕が見られない生き物といわれて

いたりもするようです。進化を終えた完全な形でいきなり出現したように見える、謎の多い

生き物だそうですね。

それだけ興味深い世界でもありますよね。これからも楽しみに見ていきたいと思っています。
 

私もビロードツリアブは見たことがないのです。
もしかしてこちらには生息していないのかも?

オオイヌノフグリ、皆さん大好きですよね。
私プランターに植えて店の前に飾っています。
雑草と呼ばれる野草たちも寄せ植えしたりして楽しんでいます。

ルリタテハ、アカタテハ、今年初に見せて頂きました♪

 
catmoonさんへ
 
moonさんはビロードツリアブは見たことがありませんでしたか。この虫は

北海道から九州まで生息している普通種ですから、日当たりのいい場所の

オオイヌノフグリ絨毯を眺めていると見つかるかも知れません。小さな音ですが、

ブーンという羽音も聞こえますので、探してみてはいかがでしょうか。

一度見つけると、次回からはすぐに見つかるようになると思います。
 
雑草や野草にも、園芸品種にはない独特の味わいがあっていいですよね。

私がカメラ向ける対象としては、雑草の方が多いですね。
 
ルリタテハ、アカタテハはmoonさんは今年初でしたか。こちらでは

アカタテハはもうたくさん飛んでいるようですよ。急に暖かくなったせいかも

知れません。
 

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